2012年12月20日木曜日

妊娠中の出血の原因!




妊娠中の出血は注意が必要です。

妊娠中の出血原因も含めご紹介しています。


妊娠中の出血は、何らかの異常を示すサインとなります。
自己判断は大変危険です。
出血したら病院に行くというのが大原則ですので、
速やかに病院に行くことをおすすめします。


しかし、動くことがよくない場合もあるので安静にしてください。
出血時は動くことで状態が悪くなることもあります。
少量の出血で、他に異常が認められない場合は、まずは安静にしていましょう。
それから、様子を見て、病院に行きましょう。


妊娠中期・後期の出血は、救急車の選択肢も含め、
早急に病院へ行きましょう。
切迫流産や流産、そして、切迫早産や早産の可能性があります。
出血は少量で、すぐ止まってしまうこともありますが、注意が必要です。


その後は、医師の指示どおりに行動してください。
どのように過ごしたらいいか、
医師に細かく聞くといいようです。



妊娠初期の出血原因

着床出血

受精卵が子宮内膜に着床する際の出血です。
普通の生理とほとんど同時期にあるので、生理と間違えやすいのですが、
通常、生理よりも痛みは少なく、また、分量も少なく、
茶褐色の場合もあったりするようです。
通常の生理より早く終了するようですが、中には、長く続く方もいます。

切迫流産

この時期は、妊娠に気付かずに切迫流産になる場合が多いようです。
流産は、決してめずらしいことではありません。
妊娠の10%、妊娠に気付かないうちの流産を含めば20%近いと言われてます。

絨毛性出血

胎盤が完成する妊娠15週前後まで続くこともありますが、安静にしていれば10週前後で落ち着きます。

膣炎・膣びらん

子宮頚管ポリープ

子宮外妊娠

子宮以外の場所、多くは卵管、時には卵巣や腹腔内に受精卵が着床した場合の妊娠です。多くは早いうちに自然に流産となってしまいます。
流産とならずその場所で胎児が育った場合には卵管や卵巣は破裂し、
激しい腹痛と出血があり、手術が必要となる場合があります。

胞状奇胎

子宮外妊娠や胞状奇胎は、母体が危険になることもあるので、注意が必要です。




妊娠 中期・後期の出血原因

切迫早産
常位胎盤早期剥離
前置胎盤
子宮破裂

常位胎盤早期剥離:胎盤がまれに妊娠中にはがれてしまうことがあります。
赤ちゃんに酸素がいかないので、すぐに帝王切開して赤ちゃんを取り出す必要があります。

前置胎盤:胎盤が子宮口をふさぐ位置にできてしまう。
この場合も、帝王切開で、すぐに赤ちゃんを取り出す必要があります。



流産は、胎児が子宮内で死亡してしまう、
または子宮外に出てきてしまうことによっておこります。
21週6日までは流産といい、妊娠15週までは胎盤が完成されていないため、
流産が起こりやすいと言われています。


妊娠15週以前の流産は、胎児側に原因があり、
流産のほとんどが初期の流産のようです。

妊娠16週以後の流産は比較的少なく、その原因は母体側であることが多いようです。



妊婦さんと母乳育児のおすすめ飲み物!



2012年12月9日日曜日

妊娠中の頭痛の対処法!




妊娠中の頭痛対処についてご紹介しています。


まず、頭痛の種類ですが、

頭痛
緊張型頭痛
群発頭痛・・・男性に多い頭痛
頭部神経痛・・・末梢神経の中でおこる“放電現象”によるもの
低髄液性頭痛・・・低血圧の女性に多く、髄液の圧力が低下しておこる
労作性頭痛・・・ある特定の動作や刺激によって、痛みがおこる

その他に、歯痛や脳腫瘍、副鼻腔炎からくる頭痛もあるようです。

この中で、妊婦さんが発症する頭痛は、
主に、偏頭痛・緊張型頭痛・副鼻腔炎からくる頭痛になるようです。



偏頭痛

そもそも、頭痛持ちのほとんどの人が偏頭痛で、
女性に多いようです。
頭の左右のどちらかが痛くなりますが、両側が痛くなる人もいます。
ズキンズキンとする痛みで、吐き気をもよおすこともあります。

頭痛持ちの人が妊娠すると、症状がピタリと治まったという場合が多いようです。
それは、ホルモンの安定が影響しているようです。

逆に頭痛持ちではなかったのに発症する人もいるし、
妊娠したにもかかわらず、相変わらず偏頭痛が続いたり、
かえって、頭痛がひどくなったという人もいます。



~妊娠中の偏頭痛の予防と対処法~

睡眠不足を避ける
ストレスを溜めない
チョコレート・チーズ・ハム・ソーセージを摂らない
ほうれん草・ゴマ・大豆製品・海藻類・レバー・いわし・かれい・うなぎ
などを多めに摂取する

痛くなってしまったら、患部を冷やし、部屋を暗くして寝る。
濡らしたタオル、冷えピタ、氷まくら、保冷パック、アイスノン

お茶やコーヒーなどカフェインを含む飲み物を飲むと効果があると言われていますが、
妊娠中なので、摂ったとしても、少量に抑えたいですね。

カフェインは、血管収縮作用があり、拡がりかけた脳血管を収縮させるので、
頭痛がくるかな、と思ったらすぐに飲むのがいいそうです。


頭痛のツボもあるようですので、調べて押してみるといいかもしれません。
ツボ:太陽 印堂 天柱



~妊娠中の緊張型頭痛の予防と対処法~

肩こり、首のこり、目の疲れ、歯の噛み合わせなどからくる頭痛で、
頭がギューギューと、締め付けられるような痛みになります。
原因となっているものを解消すると、頭痛もおさまるようです。

肩こり、首のこりからくるものは、血流が悪くなっているので、
日頃から、無理のない運動をして、血流をよくしておくといいようです。

妊娠中の場合、
腕を伸ばすストレッチ・マタニティーヨガ・マタニティースイミング など
マッサージ・指圧・入浴もいいようです。
妊婦さんは無理のないようにしましょう。

温めたりして、基本的に血流をよくしてあげることが大切です。

高すぎる枕も頭痛の原因になるので注意してください。


眼精疲労は、ホットアイピローがいいようです。



~妊娠中の副鼻腔炎からくる頭痛の対処法~

症状:微熱、鼻水、頭痛
耳鼻科の診察をうけてください。
お薬を飲めなくても、膿の吸引とネブライザーでかなり症状がやわらぎます。



妊娠中の頭痛対処法を実践してもまだつらいようでしたら、
早めの産科の診察をおすすめします。


妊娠中・授乳中にとても良い飲み物!